どうもタミと申します。
Vストローム250を愛するSUZUKI系バイクブロガーです。
バイクに乗ってツーリングに行くと突然の急カーブやクネクネと曲がる峠道を走る事が多々あると思います。
ワインディング!(*´д`*)ハァハァ
うだらさん、ハウス!
カーブを曲がる事はバイクに乗る醍醐味といっても良いでしょう。
しかし、そんな醍醐味であるカーブもうまく曲がれないと、まったく楽しくないどころか、ただ怖いだけのものになってしまいます。
カーブが楽しくないとは?(๑•ૅㅁ•๑)
苦手な人は怖いんだよ…
私もそうだったからよくわかる!
このページに来た読者の皆様もそんな悩みをお持ちではありませんか?
今回はカーブをうまく曲がれない、楽しくない方にむけて記事を書いていこうと思います。
この記事でわかる事
- カーブの基本的な曲がり方
- カーブを上手に曲がるコツ
- カーブを曲がりやすくする設定
- カーブを曲がりやすくするカスタム
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バイクでカーブの曲がるには?
免許を持っている人なら誰でも知っているように、バイクは車体をバンクさせ、セルフステアリングでカーブを曲がっていきます。
体重移動でバイクを傾けるって事だね!
一見難しそうですが、慣れてしまうとそれ程難しいわけではありません。
難しく考えなくても自然にできるようになるよ(*^o^*)
感のいい人なら1ヶ月ともいわずに、ある程度習得できるはずです。
上手にカーブを曲がる為には?
カーブを上手に曲がる為のポイントです。
- カーブに入る前に減速を終わらせる
- 目線をカーブの先にむける
- しっかりニーグリップをする
- インに張り付かない
この他にも沢山技術はありますが、とりあえずは基礎である4点をしっかり意識して身体で覚えましょう。
基本の4点、これを身につければツーリングの走行で困る事はない!
カーブに入る前に減速を終わらせる
速度が速すぎると、その分カーブの外側に向かってかかる遠心力が強くなり、対向車線にはみ出たりガードレールに接触などの事故に繋がってしまいます。
そのような事がないようにしっかりとカーブ手前までに減速を終わらせましょう。
ギアチェンジが必要な場合もカーブ手前で終わらせよう!
カーブに入ってから減速が足りない時は『リアブレーキ』を使って下さい。カーブ中の『フロントブレーキ』はかなり高い技術が必要になります。極力使わないようにしましょう。
減速をしっかりした方が結果的に速く曲がれるの(๑˃̵ᴗ˂̵)
速く曲がる必要はないけど、結果的にはそうなる、アクセルを長く開けるからだね!
目線をカーブの先に向けよう!
バイクは目線の方向に曲がっていきます。このメカニズムは目線を送る事によって自然と重心が目線の方向に移動するからです。
重心が移動するという事はバイクが傾きます。バイクが傾くとバイクは曲がりますよね?
この原理をカーブに利用するという訳であります。
最初はなかなか上手くいかないと思いますが、意識して続けるうちに癖になるはずです。頑張って継続しましょう。
路面が気になる時は、正面ではなくちょっと内側の路面を見ると上手くいくよ!ガン見は駄目!
8の字の教習で円の中心見るように言われたやつだ!(*゚▽゚*)
ニーグリップを癖にしよう
バイクに乗る上でニーグリップは全ての基本です。ニーグリップが甘いと腕(上半身)に力が入ってしまいセルフステアリングの邪魔をしてしまいます。
せっかくバンクさせても肝心のセルフステアリングを邪魔してしまっては…
元教官のマッスルバイクちゃんねるさんの動画でもニーグリップ、上半身の脱力、セルフステアの関係性について解説されています。
ニーグリップを癖にする事は曲がる時だけではなく、バイクに乗る全てにおいていい事だらけです。意識しなくてもできるように身体に染み込ませましょう。
カーブの始めからインに張り付かない
カーブが苦手な方や初心者の方に非常に多く見られる傾向が、カーブが始まってすぐにインに張り付いてしまうことです。
アウト、イン、アウトの言葉だけを知っているとやってしまいがちですねー
(´・ω・`)
入り口ですぐにインに張り付いてしまうとその後のラインが残っていません。
カーブの角度が途中からきつくなると、対応できなくなってしまうので『外に膨らむ→怖い』という事になってしまいます。
膨らんだ時に備えてリアブレーキの準備をしておくのも大事!反射的にフロントブレーキを握ると事故に繋がってしまう!
カーブが苦手な人のほとんどは倒し込みが早いです。
インに張り付くのは、必ずコーナーの出口が見えてからにしましょう。
実際のツーリングでは『センター、センター、センター』で曲がるのが理想だよ!
極端なインやアウトはゴミとか砂利が溜まってて怖いわー(~_~;)
対向車にビックリして操作ミスをする事もあるからね…
余裕を持った速度で理想のラインを意識して曲がりましょう。
意識する事で身体が覚えてくれるよ!最初は怖くてインについちゃうと思うけど、ゆっくりな速度で慣れましょう!
カーブを曲がりやすくする方法
カーブを曲がる基礎的な事を書いてきましたが、ここでは具体的なアプローチの仕方や、よりカーブを曲がりやすくする方法を書いていきます。
以下の3点を覚えてより上手にカーブを曲がりましょう。
- 体重移動の仕方(シート荷重)
- フロント荷重のかけ方、リア荷重のかけ方
- リーンイン、リーンウィズ、リーンアウト
体重移動の仕方
乗車姿勢を保ちながら曲がりたい方向に視線を向け、曲がりたい方向のお尻に体重を乗せます。基本はこれだけです。
これだけだっけ?(´・∀・`)
実際確認の為やってみたらこれだけだったよ、もっと色々やってる気がしてたけど…(´-ω-`)
この他にも曲がりたい方向のステップを踏み込んだり、反対側のタンクを太ももで押すなんて技術もありますが、ツーリングで使うのはお尻の体重移動だけで十分です。
こちらの動画で詳しく解説してくれています。
フロント荷重のかけ方、リア荷重のかけ方
フロント荷重?リア荷重?て感じですよね?
- フロント荷重…フロントタイヤに力がかかった状態
- リア荷重…リアタイヤに力がかかった状態
ではそれぞれどのように起こるでしょうか?
- フロント荷重…フロントブレーキをかけた時、ハンドルを押し込んでフロントフォークを沈めた時、下り勾配時
- リア荷重…リアブレーキをかけた時、アクセルを開いた時、後ろに沢山の荷物やタンデムしている時
カーブの時にフロント荷重やリア荷重を使いこなす必要があるのはサーキットや競技での話です。そもそもカーブが苦手な人に向けて書いているのでここはあまり意識しなくてもいいと思います。
考えた事もない!(*≧∀≦*)
うだらさんくらいのキャリアの人(10年以上)は多少考えたほうがいいと思いますが…
しかし、フロント荷重とリア荷重のバランスがとれている事が、バイクが安定している事につながるので、極端なフロント荷重やリア荷重は避けるようにしましょう。
フロントブレーキを強く握ったり、アクセルをいきなり全開にしないようにしましょうって事です。
リーンイン、リーンウィズ、リーンアウト
カーブを曲がる時のフォームの話です。バイクが傾く時にバイクと同じように身体を傾ける事をリーンウィズといいます。
基本はリーンウィズです。
バイクのバンク角以上にインに身体を入れるとリーンイン、アウトに出すとリーンアウトです。
それぞれ用途があります。使う必要はないけど、知識程度に覚えておいて損はないよ( ´ ▽ ` )ノ
- リーンイン
主に高速コーナーで使われてるフォームです。イン側の腕が曲がりアウト側の腕が伸びる事が特徴的なフォームで、あまりバイクを傾けずに曲がる事ができます。
白バイ隊員がやってるイメージがある…気のせいかも?
バイクを傾けづらい雨の日などにも有効です。
頭の位置が下がり視野が低くなる事、ハンドル操作が難しくとっさの時に反応できない事などデメリットもあります。
- リーンアウト
リーンインと見た目も性質もほぼ真逆です。低速コーナーで倒し込む時に使われます。
オフロードの旋回なんかでよく使われている印象…
視野が高くなり、とっさの動作もしやすいですが、かなり傾ける事ができるのでスリップダウンには注意が必要です。
極低速に強いのでUターン時にはおすすめのフォームとなります。
低速でも倒せるのが特徴だね!
カーブを曲がりやすくカスタム
それでもカーブが苦手なら曲がりやすくカスタムする事も可能です。
いっそのこと、ハード面を鍛えてしまおうというわけです。
- サスペンションの調整
- タイヤ交換
サスペンションの調整
プリロード調整がハードルも低くおすすめです。簡単に調整する事ができるので曲がりやすい設定を探してみてはいかがでしょう?
ビックリするほど馴染む設定が見つかるかもよ⁉︎
さらにというならば思い切って足まわりの交換でしょうか?
乗り味が大幅に変わるのでお店の人と相談してしっかり計画をたてましょう。
まるで別のバイクになる…らしい(・ω・`)
まだ変えた事ないもんね…( ̄▽ ̄;)
無限の財力が欲しい…
タイヤ交換
ベタですが効果抜群です。ツーリングを前提にしているので、そこまでグリップが強いタイヤはおすすめしません。グリップが強いタイヤはコスパが悪いからです。
グリップが強いぶん消耗も早いわけです。半年持たないとか…
タイヤには用途により色々な種類があります。
同じコンセプトのタイヤを少しグレードアップするくらいがおすすめです。
ツーリングタイヤからちょっといいツーリングタイヤに履き替えって感じですね。効果が実感しやすいですよ!
以前、GSR250Fに乗っている時に純正のRX-01から後継のRX-02に交換した事がありますが、驚くほど曲がりやすく、びっくりした事があります。
まじで『なんだこのタイヤ!』って感じでしたよー
けっしてハイグレードのタイヤでなくても効果は実感できるので、タイヤの交換時期に検討してみて下さい。
IRC RX-02はなんなら激安タイヤですから 笑
ねっ⁉︎激安ですよ。正直、純正タイヤからハイグリップとかに変えるよりよっぽど実感できました。
カーブを上手に曲がる近道
バイクの曲がり方には色々なアプローチがあり、速く曲がる為の技術やバイクの倒し方などがネット上に溢れています。
検索するといっぱい出てくるけど、みんな言ってること違ったりする…
アメリカンバイクの曲がり方なんかも検索で出てくるよ(*゚▽゚*)
情報により真逆な事を言っていたり混乱すると思いますが、全て間違えではありません。
ただ、基礎を身につけている事が前提条件にあり、その事に触れていないだけです。
プロのレーサーでも曲がり方は人それぞれ、色々あって当然です。
カーブが苦手な人は、カーブを速く曲がる方法なんて物はまだ必要ではありません。
断言します。できません!
まずは基礎を癖になるまで身体に染み込ませて少しずつステップアップしていきましょう。
結果的に唯一にして最大の近道になるはずです。
焦らず地道に、かつしっかり意識する事が大切って事だね!
まとめ
バイクのカーブが苦手な方はとにかく基礎を固めるところからはじめてみて下さい
- カーブの前に減速を終わらせる
- 目線を先にむける
- ニーグリップをしっかりする
- インに張り付かない
色々な情報が入ってくると思いますが、この4点が身に付いていなければ意味がありません。
逆にこの4点が完璧なら他の大切な事も自然についてくるはずです。
ニーグリップをしっかりする事で上半身の力が抜けるとかだね!
荷重のかけ方やフォームに関してもまずは基本のやり方をしっかり覚えましょう。
まずはリーンウィズでシート荷重をしっかり使いこなせるようにしましょう。膝擦りなんて必要ない!
全ての基礎が身体に染み付いた時にはカーブが苦手なんて思っていないはずです。
カーブを克服してツーリングたのしもー(๑>◡<๑)
以上最後までありがとうございました。
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