どうもタミと申します。
愛するVストローム250と共に、妻のハーレーと日々戦う、バイクブロガーです。
神奈川県久里浜港〜千葉県金谷港を結ぶ東京湾フェリー、東京湾を横断するこの東京湾フェリーに興味を持った関東ライダーは、少なくないはずです。
しかし、初めて利用される方にとってフェリーとは、なかなかハードルが高い乗り物だと思います。
手続きがめんどくさそう…(´・ω・`)
必要な持ち物は何か?、手続きに時間はかかるのか…不安をあげればきりがありません。
今回はそんな不安材料全てを解決すべく、実際に東京湾フェリーに乗って取材をして来ました。東京湾フェリーにバイクで乗りたい全ライダーの読者様に役立てて頂きたいと思います。
わかりやすく写真中心でご案内します!(`・ω・´)
この記事でわかる事
- バイクで東京湾フェリーを利用する手順
- 東京湾フェリーの時刻表
- 東京湾フェリーの所要時間
- 東京湾フェリーの料金
- 東京湾フェリーの船内
- 東京湾フェリーを使うメリット
東京湾フェリーの時刻表と所要時間
東京湾フェリーは神奈川県の久里浜港と千葉県の金谷港を約40分で結ぶフェリーです。
所要時間は約40分です!
時刻表は2種類のダイヤがあります。
乗船券の購入など準備があるので、港には出港の30分前くらいに到着する事をおすすめします。
本日の運行ダイヤは東京湾フェリーHPにて確認をお願いします。
東京湾フェリーターミナルへのアクセス
東京湾フェリーのターミナルは神奈川県の久里浜と千葉県の金谷になります。
久里浜港のアクセス
ちょうど横須賀と三浦の中間に位置しています。三浦まで20分ほどでアクセスができ、三浦ツーリングとの相性が抜群です。
最寄りのICは、横浜横須賀道路の佐原ICになります。アクセスにかかる時間は10分くらいです。
また、久里浜港から10分ほどの場所におすすめのパン屋さんがあります。
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サンドウィッチがとにかく美味なので、フェリーの待ち時間や船の中で軽食にいかがでしょう?
おすすめはサンドウィッチ!でかいので注意しよう。マジで美味い!
金谷港のアクセス
金谷港は房総半島中西部に位置していて、これまた房総半島ツーリングにそのままなだれ込める場所にあります。
最寄りのICは、富津館山道路の富津金谷ICで5分ほどでアクセス可能です。
では、フェリーに乗ってみよう!
わーい、船楽しみー*\(^o^)/*
東京湾フェリーにバイクで乗るまでの手順と料金
港に到着するとまず最初に迷うことは、バイクをどこに駐めるか?だと思います。
バイクの駐輪場所
久里浜港ターミナル正面です。今回は久里浜港から乗船しました!
正面、目の前にオートバイ待機場があります。
乗船する場合は、そのまま待機場に駐輪して大丈夫です。乗船しない時はターミナルの裏に駐輪場が有るのでそちらを利用しましょう。
こっちは金谷港ターミナル正面だよ!(´∀`*)
金谷港も目の前に待機場があるよ!
金谷港も久里浜港と同様に到着即待機場で大丈夫です。
バイクの乗船券を買う
窓口に行き、乗船券を購入します。必要な物はありません。通常、車でフェリーに乗る際は車検証が必要ですが、少なくとも東京湾フェリーにバイクで乗る際は必要ありませんでした。
窓口で自分のバイクの排気量を伝えると、それに合わせた料金を提示してくれます。一瞬で買えるよ!
バイクの料金は3種類です。
東京湾フェリー運賃(往復運賃)
- 750cc以上…2,550円(4,620円)
- 750cc未満…2,100円(3,800円)
- 125cc未満…1,800円(3,250円)
※サイドカー、トライクは500円(900円)が別途かかります。
東京湾フェリーHPより引用
タンデムの場合はさらに1人分の乗船券が必要になります。
旅客運賃(往復運賃)
- 大人運賃…800円(1,450円)
- 小人運賃…400円(720円)
東京湾フェリーHPより引用
Vストローム250は2,100円です。
ソフテイルは2,550円だよ!
バイクに乗って乗船準備
乗船は出港の20分前からです。時間近くになると館内放送で呼ばれますので、バイクに乗って乗船券の確認をします。バイクは最初の乗船になりますので、そのまま待機しましょう。
館内放送で呼ばれるので、ターミナル内でボーっとしてても大丈夫!
乗船券を確認するまで、券を無くさないように気をつけてね!
お友達とうだらさんです。公道を跨ぐので、しっかりヘルメットは被りましょう。
いざ、乗船!
乗船からバイクの固定まで
船員さんに誘導されますので、従って乗船しましょう。指定場所に駐車して、ハンドルロックはせずにギアをローに入れます。
固定は船員さんがテキパキやってくれます。お任せしよう!
船体と車体を固定させ、タイヤが転がらないように輪止めをしています。車体部分には緩衝材を使って愛車を保護してくれているので安心です。
乗船まではこれで終わりです。後は到着まで船内でゆっくりしよう!貴重品を忘れずに!
東京湾フェリー、船内の設備
東京湾フェリーの船内をご案内します。船内は駐車スペースを含め4層で構成されています。
船員専用スペース以外、各階の行き来は自由で、客室は2階と3階になります。
まずは駐車スペースのすぐ上、2階のご案内!
2階の客室にはボックスシートがあります。グループや家族連れにおすすめです。
自動販売機も2階客室内にあります。乗船前に飲み物を買い忘れても、ここで買えますので安心して下さい。
続いて3階、デッキもあるよ!
3階客室、かなり広いです。非常にゆっくりできます。
中央に2階へ降りる階段、ブレててすいません、、
売店も3階です。お土産、軽食が買えます。意外にお土産の種類は豊富
御船印も船内の売店で取り扱っています。集めている方は船内売店までどうぞ
御船印⁉︎
御朱印をオマージュした全国のフェリーで集める事ができるものだね、結構本格的なんですよ!
3階デッキシート、屋根があるので雨や日差しを防ぐ事ができます。
ほとんどの客は2階と3階で過ごすことになると思います!最後、4階のご案内です。
ほとんどテラスです。客室は特別室のみになります。特別室はルームチャージ料3,000円で20名までご利用ができるものです。
4階テラスはとても気持ちいいので、晴れの日は一旦バイクの事を忘れて、ゆっくり海風にあたるのも良いのではないでしょうか?
東京湾フェリーから下船
到着間際になりましたらバイクに戻って下船の準備をしましょう。乗船の時とは逆にバイクは最後の下船になりますので、ゆっくりでも大丈夫です。
ゆっくりとはいえ到着時にはバイクに跨っていましょうね!
下船するとそのままツーリングが再開されますので、装備やナビなどをしっかり準備して下船しましょう。
早く走りたい!走りたい!(*≧∀≦*)
東京湾フェリーを利用するメリット
東京湾フェリーのアクセス、乗り方、船内と案内してきました。最後に利用するメリットを紹介します。
東京湾フェリーを利用するメリット
- 運転せずに移動できる(疲れない)
- ETCを搭載していない方にとっては安い
- ルート次第では時短になる
- 千葉、三浦ツーリングのハードルが下がる
運転せずに移動できる
たかが40分、されど40分です。運転せずに移動できるというのはその後のツーリングの疲労を大きく軽減してくれます。
私は走ってたいなー(ㆀ˘・з・˘)
人それぞれって事だね…(。-∀-)
ETCを搭載していない方にとって安い
神奈川⇄房総半島の方法は
- 東京を通って頑張って行く
- アクアラインを通って行く
- 東京湾フェリーに乗って行く
概ねこの3種類です。
- 東京を通って頑張って行く
個人的にはちょっと考えられません 笑 渋滞や所要時間を考えると首都高の料金を調べる気にもなれないです。
バイクで東京を通るのは本当にハードルが高い!
- アクアラインを通って行く
もっともスタンダードな行き方です。しかしETC割引きがえぐい為、ETCを搭載していないとえぐい料金です。
アクアライン料金
軽自動車…2,510円(640円)
※かっこ内はETC割引後の料金
NEXCO東日本より2021/7/30現在
この利用料金にそこまでの高速料金が加算されます。もちろんガソリン代もかかります。
- 東京湾フェリーで行く
もう一度ご案内します。
東京湾フェリー運賃(往復運賃)
- 750cc以上…2,550円(4,620円)
- 750cc未満…2,100円(3,800円)
- 125cc未満…1,800円(3,250円)
※サイドカー、トライクは500円(900円)が別途かかります。
東京湾フェリーHPより引用
現実的なルートではないので、久里浜港最寄りの佐原ICから金谷港最寄り富津金谷ICまでの料金は調べませんが、ETC非搭載車両にとっては安く神奈川と房総半島を行き来する事ができます。
ルートによっては時短に
先ほども書きましたが、久里浜港〜金谷港までの下道とフェリーを単純に比べるのはナンセンスなのでしたくはないですが、ルートによっては早く行き来する事ができます。
三浦近辺にいて房総に渡りたい人や房総にいて三浦近辺に行きたい人ですね。
まあそれ以外の人はアクアラインが早いよね…
三浦⇄房総のツーリングルートは東京湾フェリーを使うことを前提としてるはずなので、あまり『どやっ!』という事ではないですが、ポイントは次です。
神奈川⇄千葉ツーリングのハードルが爆下がり
神奈川⇄千葉ツーリングというのは意外とハードルが高いです。お互いの県に住んでいる方ならよくわかると思います。
特に日帰りメインの人にとってはハードル高いです。いやまじで…(´・Д・)」
どうしても首都高を走る事になります。そうするとライダーはイマイチ乗り気になれません。
『怖い、混む、疲れる』
それなら神奈川の人は道志や伊豆に行くし、千葉の人は九十九里や北関東に行ってしまいます。
しかし、東京湾フェリーを利用する事を覚えるとライダーの意識はこう変わるはずです。
『渋滞を回避できる、疲れない』『片道だけアクアラインにすれば横須賀、三浦、房総を綺麗に回れる』
じゃあ千葉(神奈川)行ってみるかー!となるのです。
東京湾フェリーはツーリングルートに大きく貢献しているね!
正直、東京湾フェリーを利用するメリットは
『神奈川⇄房総のハードルを下げる』
この要素に凝縮されていると言って良いと思います。
東京湾フェリーでツーリングに変化を
関東近郊でツーリングをしていると、コースがマンネリ化してくる事に悩むライダーさんも多いと思います。そんな時には東京湾フェリーを利用する事でツーリングに変化をつけましょう。
いってきます!さらば神奈川!
潮の道…ちょっと濁っているのは汚れている訳ではない!きっと違う!信じてるぞ東京湾
右が神奈川、左が千葉…多分
千葉県にまもなく到着…よろしくね!
40分と短い時間だけど、いいリフレッシュになるよ!海風が気持ちいい!
バイクで走りたい‼︎早く走りたい‼︎ウズウズ(*´д`*)ハァハァ
うだらさん、もうすぐだから落ち着いてくれ!(´Д` )
いつもと違うツーリングは、とても良い思い出になるでしょう。運転をせずに移動というのもなかなか斬新なツーリングの形です。
まとめ
ライダーの皆様、不安は解消されましたか?
- 特に必要な持ち物はなし
- 料金は2,100円と2,550円の2種類
- 出港の30分前くらいに到着が理想
正直これだけ覚えておけば大丈夫です。あとはぶつけ本番でなんとかなります。それくらい東京湾フェリーは敷居が低く、気軽に使える乗り物です。
あれこれ考える必要全くなし!時間があるなら思いつきで乗るのも良し!
ツーリングの1つのレパートリーとして東京湾フェリーを使ってみては如何でしょう?
以上最後までありがとうございました。
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